銀行口座を複数持つことは、多くの人にとって一般的だと思いますが、実際に管理するのは意外と大変です。毎月の手数料や振り込み、残高の確認に時間を取られ、面倒に感じる人も多いのではないのでしょうか?
この記事では、銀行口座を1つに絞ることで、どのように生活がシンプルで効率的になるのか、そしてそのメリットとデメリットについて解説します。シンプルライフを目指す方にとって、銀行口座を整理することは大きな一歩となるでしょう。
銀行口座を1つにまとめるメリット
家計管理がシンプルになる
銀行口座を1つに絞ることで、家計管理が驚くほど簡単になります。収入や支出が1つの口座に集約されるため、全体の収支を把握しやすくなます。
そうすることで貯蓄の目標設定や達成状況の確認もスムーズに行えます。複数の口座を管理していると、どの口座にいくらお金があるのか分からなくなりがちですが、1つの口座にすることで無駄な時間と労力を削減できます。
IDやパスワードの管理もその1つに集中すればいいので、脳のリソースを無駄に割かずに済みます。
手数料の削減
複数の口座を持っていると、ATMの利用手数料や振り込み手数料が積み重なり、気付かず思わぬ出費になることがあります。
銀行口座を1つに絞ることで、手数料の削減が期待できます。特に、給与振込や公共料金の支払いが同じ口座で行われる場合、手数料が無料になることも多く、結果的に節約につながります。
銀行口座が1つになるデメリット
リスク分散出来ない
銀行口座を1つに絞ることで、資金の管理がシンプルになる一方、リスク分散が難しくなります。
システムトラブルなどで口座が一時的に利用できなくなった場合、他に頼れる口座がないため、生活が一時的に不便になるかもしれません。
緊急時の対応力の低下
複数の口座を持っていると、緊急用資金を別の口座に分けておくことができます。
しかし、1つの口座に絞ると全てのお金が同じ場所にあるため、予期せぬ事態に対する対応力が低下する可能性があります。
1つに絞る際のポイント
口座の選び方
銀行口座を1つに絞る際には、まず生活に必要な機能やサービスが充実しているかを確認しましょう。
手数料の低さ、ATMの使いやすさ、オンラインバンキングの使いやすさなど、日常生活においてストレスなく利用できる口座を選びましょう。
また、信頼性の高い銀行を選ぶことも重要です。セキュリティの高さやシステムトラブルなどが少ない銀行が安心できます。
必要な支出と収入の振り分け
口座を1つにまとめる際には、収入や支出をどのように振り分けるかも計画的に考える必要があります。例えば、給与振込口座として利用する場合、毎月の生活費や固定費をどのように管理するかを事前に設定しておきましょう。これにより、家計の管理がスムーズに進み、無駄な出費を抑えることができます。
口座の管理方法
家計簿アプリの活用
1つの口座で家計を管理する場合、家計簿アプリを活用するのが効果的です。
アプリを使えば収入や支出の履歴を簡単に追跡でき、月毎の予算管理もスムーズに行えます。
クレジットカードや電子マネーと連携できるアプリを選ぶことで、全ての取引を一元管理し、より効率的な家計管理ができるようになります。
私は「マネーフォワード ME」というアプリを使っています。
見やすさ、使いやすさからおすすめできます。
おすすめの銀行口座
住信SBIネット銀行と楽天銀行
今の時代ネット銀行1択だと思っています。
中でも住信SBIネット銀行と楽天銀行。
この2つのうちどちらかを選べば問題ないと思います。
店舗のある銀行だと手続き上、わざわざ店に出向かなくてはいけない場合も多く、ネット銀行なら全ての手続きをオンラインのみで完結することができて非常に便利です。
システムメンテナンスを行っている時以外では、スマホ、パソコンで24時間いつでも取引できるのも魅力です。
対面の方が内容を理解できる部分も多いですが、同時に必要のない商品をおすすめされ、買ってしまうケースも多いです。一定のマネーリテラシーがあれば問題ないですが、それでもデメリットの方が多いと思います。
また、店舗を持たずその分の人件費が掛からない分、各種手数料が安いです。回数制限などはありますが、ATMからの引き出しが無料の場合も多いです。
使わない銀行口座は解約
口座を1つに集約した後、必要無くなった口座は解約してしまいましょう。
放置したままにすると休眠口座となってしまい、後々手続きが複雑になる可能性があります。
解約手続きそのものも面倒な場合もありますが、断捨離同様終わってしまえば非常にスッキリするので、思い切ってやってしまいましょう。
最後に
銀行口座を1つに絞ることで、精神的な負担も軽減されより生活がシンプルになります。
複数の口座を持つことは、管理するストレスや資金の動きを把握する手間が生まれます。
それらがなくなるだけで、心に大きな余裕が生まれます。
また、ライフステージの変化や経済状況の変動で、銀行口座の利用方法も変わることがあると思います。
リスクを少なくしたいなら2つの口座で運用するのもいいと思います。
それぞれのメリット、デメリットを理解した上で、自分に合った最適な選択をしましょう。
定期的な見直しをしていきながら、より豊かで快適なシンプルライフを送りましょう。
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